こんにちは、さーふです!
今回は、次の悩みに答えていきたいと思います。
周りには家が建っているのに、いざ自分が建てようと思うと何から始めたら良いのかわからないですよね。
ここでは、基礎知識として家づくりの流れを解説しますので、全体像を掴んでもらいたいと思います。
最後に全体の流れを一緒に歩んでくれるオススメのサイトをお知らせしますので、最後まで読んでいってください。
全体の流れ
土地を持っている、知人の工務店で建てる等の前提条件が無い場合、住宅を建てる時には、以下の順番で進めることがおすすめです。
- 情報収集:ハウスメーカー・工務店の情報、土地の情報、お金の情報を集めて、ざっくりマイホームの方向性を決めましょう。
- 予算の設定: マイホームを手に入れるにはお金が必要です。予算を設定し、必要な資金を確保しましょう。
- 設計施工者の候補選び:住宅を建ててもらうハウスメーカーや工務店の候補を選びます。
- 土地の選定: 住宅を建てるための土地を選びます。立地条件やアクセス性、将来の発展性などを考慮しましょう。
- プランの作成: 土地にあわせて希望する住宅のプランを作成しましょう。間取りやデザインなどを考えます。
- 契約と建築プロセスの計画:工務店等との契約時に設計、施工のスケジュールを立てます。
- 建築許可の取得:建築には必要な許可があります。適切な手続きを行い、建築許可を取得しましょう。
- 建築の実施: 建築業者と協力して、実際の建築作業を進めます。設計通りに建物を建てるために、工事の進捗を確認しましょう。
- 完了と引き渡し: 建築が完了したら、最終的な確認を行い、引き渡しを受けます。
- 引越し:新しい住宅に引っ越します。
この順番以外にも住宅を手に入れる方法はあります。実際、3〜6は順番が変わることもあると思います。
重要なのは、1の情報収集と2の予算の設定は、必ず最初の段階で家族でよく話し合っておくことです。
自分の思いや予算を持たずして家づくりを始めると、過大な住宅ローンを組んで生活に苦しむようになってしまいますので気をつけましょう。
情報収集
まずは情報を集めて、マイホームの方向性を決めましょう。
情報収集する中で、自分が住みたい間取りやデザインが見えてきたり、自分たちの収入レベルに応じたお金の限度が見えてきたり、気になる工務店が出てくることでしょう。
展示場や営業担当者に会う前に、自分が家づくりで何を大切にしたいのか、自分の中でブレない部分を必ず持ちましょう。
展示場には、色々なハウスメーカーがあって、各社特徴を持って、良いところがたくさんあります。歩いて見て回るのは楽しいですが、自分の思いを持っていないとアレも良いし、コレも良いなーって迷子になっちゃいます。
予算の設定
住宅取得を現金一括で購入する人は少数派です。
ハウスメーカー等が提出してくる見積書を見てから買えるか否か判断するのでは無く、予め自分の中でいくら以内で購入するのか決めておきましょう。
住宅ローンは、負債、借金です。
今後予算を超える見積り金額が出てきても、予算以内にするにはどうしたら良いのか考え、想定以上の負債を家計に持ち込まないように気をつけましょう。
ちなみに、住宅ローンのシミュレーションは銀行のwebサイトなどで実施できます。試してみてくださいね。
設計施工者の選定
住宅を建てるには、設計者と施工者が必要です。
住宅の設計は、設計事務所に依頼かハウスメーカーや工務店に依頼する人に分かれます。
設計事務所にも、ハウスメーカー、工務店にもそれぞれの会社で特徴があります。
予め決めておいた自分がしたい家づくりを叶えてくれるか、実際に設計事務所や展示場に赴き、聞き取りながら、候補を選びましょう。
土地の選定
子育て世帯の場合、学校区もありますし、習い事との距離、職場との距離、土地の安全性、ゴミ捨て場までの距離など、気になることは多いものです。
土地は、建物に比べて市場価格の変動が小さいため、資産としても重要です。
土地には、用途地域という制限や接道の制限があります。別記事で解説していますので、参考にしてみてください。
プランの作成
平面プランの作成案までは、各社企業努力で行なってくれることが多いです。
住宅メーカーによって特色があるため、同じ平面プランを提出してくることは無いでしょう。
例えば、2×4の住宅メーカーは、壁式構造でがっしり強い構造をしている反面、大空間を作りにくいこともあります。
ここまでの検討作業の中で、自分の家づくりを真剣に叶えてくれる会社を決定しましょう。
契約と建築プロセスの計画
契約する際に、家づくりの全体計画を把握して、資金の準備を具体的に進める必要があります。
具体的に以下を確認しておきましょう。
- 契約日
- ローン契約日
- 着工日と完成日(進捗状況を確認するのに必要)
- 引き渡し日(引越し費用が必要)
- ローン支払い開始日
- その他の支払いが必要な日(着手金等が必要)
- 地鎮祭日(奉献酒の準備等が必要)
建築許可の取得
契約時にプランが固まっているかと思いますので、建築確認申請を提出し、建築基準法に基づいているか行政機関等に確認してもらいましょう。
ちなみに、建築確認申請以外にも、低炭素建築物新築等計画の認定申請などの税制優遇措置を受けられる申請もあります。
建築の実施
建物が設計図どおりにできているか、たまに現場に行って確認しておきましょう。
建てる前の打合せでは平面図で打合せることが多いため、実際に建ち始めると設計者とあなたの考え方で違う部分も出てくるものです。
私の場合は、造作棚の高さやパントリー上の納まり、ベッド脇の照明スイッチの高さを現場に行った時に作業員さんに指示しました。
完了と引き渡し
工事が終わったら図面どおりにできているか確認しましょう。
また、業者さんも人間ですので、傷や清掃が行き届いていない部分があることもあります。そんな時は、指摘して綺麗にしてもらった上で引き渡してもらいましょう。
私の場合はIHヒーター周りのシーリングが汚かったので修正してもらいました。
まとめ
今回は、土地無しで注文住宅を建てる際の全体の流れを解説しました。
何から始めたら良いのかわからない方は、まずはネットを活用し情報収集して、あなたの理想とするマイホームを描きましょう。
情報収集をどうすれば良いのかわからない方は、こちらのサイトがオススメです。
正直使わない手は無いと思いますので、ぜひご活用してみてください。
以上、参考になれば幸いです。
※内容は一例です。
【ブログ運営者】さーふ
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